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アラン・リピエッツ『勇気ある選択』

アラン・リピエッツ『勇気ある選択 ポストフォーディズム・民主主義・エコロジー』(藤原書店 1990年)を読む。
フランスの経済理論であるレギュラシオン学派のひとりで、緑の党のリーダーらしいが、最近はいろいろ問題があり、その位置にはないようだ。

レギュラシオンについては政策として調整主義というような見方をしていた。要するに社会民主主義の一分派的な役割を担っている、と。

その見方もあながち間違いではないと理解するが、いっぽう当事者の主張も聞いておかなくては、と思いはじめて読んでみた。

かなり具体的な社会・経済政策を語っており、「勤労者民主制」という視点から展望している。
しかしこの「勤労者民主制」という概念自体が妥当なものか? はたまた了解可能かどうか。いわば労働者階級の民主制、あるいはソビエトなのだろう。それをそのように記述しない(できない)ところにある種の不誠実さを感じる。


サッチャー・レーガンの新自由主義に反対している。そしてエコロジー的観点のオルタナティブ(自律・連帯・エコロジーを機軸とするオルタナティブ)を提案している。これについては抽象的ではあるが国際的環境危機管理を想定しているようだ。

なお資本主義枠内での労使共同の管理という観点から、生産物や生産方法についての討議する共同体と諸共同体の自由な連合(アソシェーション)の視点が不可欠だという。

これは消費協同組合と生産協同組合の並列の問題とは、ちょっと別だと思うがこれじたいを社会主義の展望として考えてみてもいいのではないか。


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